緑のカーテンの効果は

 職員室の南に緑のカーテンとしてゴーヤが植えられています。黄色い小さな花を付けました。
 先日,テレビ番組「所さんの目がテン」で,避暑についてやっていました。「緑のカーテン」と「よしず」では,どのくらい気温に差ができるかという実験をしていました。なんと「緑のカーテン」の方が約2度も低いことがわかりました。辛いものを食べると涼しく感じるということも実験していました。辛い者を食べると最初,熱くなったと感じます。実は熱くなっているのではなくて,痛くなっているんだそうで,それを錯覚しているんだそうです。その後,発汗作用で体表面の熱が奪われて,涼しく感じるんだそうです。また,風鈴を鳴らすと体感温度は変わるかという実験をしていました。なんと,変わるのです。ただし,これはすりこみをされている人のみに起こることです。つまり,子どもの頃から風鈴の音は涼しさの象徴で,風鈴の音を聴くと風が吹いて涼しい状況を想像することで,体の表面温度が下がるのです。すごいことですよね。比較実験で,子どもの頃から風鈴の音を聴いたことがない外国の人が3人同じ実験をしましたが,全く体温は下がりませんでした。「心頭滅却すれば火もまた涼し」なんて言葉がありますが,思い込みで涼しくなるんです。驚きですよね。<好調↑>