大切な命

 5時間目に不審者侵入防災訓練を行いました。世の中には「人の命をなんだと思ってる」と大声で叫びたくなるような事件があります。地震をはじめとする天災もあります。子どもたちのっていうか人の命をいとも簡単に奪うものから,私たちは命を守らなければなりません。そのために訓練を行いました。先日の地震東海市は震度3でした)では,放送が入る前に教室では子どもたちは机の下に隠れたそうです。訓練の成果が出ているなぁと思いました。「訓練でできなければ,本当に起こったときにできるはずがない」職員にもしっかり伝えていることです。
 
 「しゃぼんだま」という歌があります。たぶんみなさん知っていると思いますが,作詞をした野口雨情さんが,自分のお子さんが亡くなって悲しくて作った歌です。
 しゃぼんだまとんだ やねまでとんだ 
              やねまでとんで こわれて消えた
 しゃぼんだまきえた とばずにきえた
              うまれてすぐに こわれてきえた
     かぜかぜふくな しゃぼんだまとばそ
  
 この詞の「かぜ」とは,子どもたちの命を奪うもの,事故や病気などのことです。子どもの命はしゃぼんだまのようにこわれやすいものだから,かぜよふいてくれるなという,親の願いが込められた歌なんですね。ふとこの歌を思い出しました。