永ちゃんに会ってきました

 今年も矢沢永吉さんのコンサートが12月3日,4日とガイシホールで行われました。もちろん行ってきました。
今年は新しいアルバムを出すことはありませんでした。でも逆に,昨年や一昨年のアルバムの曲を中心に,懐かしい曲も織り交ぜながらの,熱いコンサートでした。
 いつものように,始まるまで(開場後1時間30分も時間があります),あちらこちらで「永ちゃん」コールが起こりました。他のコンサートではまずあり得ない光景ですよね。始まってからも,間奏時にはもちろん「永ちゃん」の連呼です。ファンの「永ちゃん」コールの地の底からわき上がってくるような迫力も含めて,永ちゃんの音楽になっています。でもね,永ちゃんが歌っているときや話しているときには,だれもしゃべりません。さすが永ちゃんファンの大人です。入り口で飲酒検査があったり,転売されたチケットでは入場できなかったりするのも,永ちゃんの音楽を純粋に楽しみたいと思っているファンを大切にしているからですね。
 永ちゃんの話の中に「一週間,毎日いいことが続くことなんてあり得ない。一瞬でもいいなと思えることがあれば,また次の週がんばることができる」という話をしてくれました。確かにそうだと思いました。また「コンサートの初めは頭の中が真っ白になる」なんてことも話してくれました。永ちゃんですらそうなのかと思いました。
 私が永ちゃんの音楽に出会ったのは中学2年の時です。まだキャロルでした。永ちゃんが半田にやってきたのが18の時でした。その頃,ちょっとヤンチャだった人たちが,永ちゃんの歌にある「誰にも真似できない自分になれよ」の通り,いい感じの,誰にも真似できない自分になっていました。私はなれただろうか。まだまだです。
 今回「bye-bye thank you girl」を歌ってくれました。昔,バンドでコピーをしたことを思い出して,泣けそうになりました。

会場でのトランポの写真です