星先生のお話

本校の校務主任の星先生が,夏休みに東海市から2泊3日で釜石にボランティアで派遣されました。その時の話を約30分テレビ放送で行いました。
震災当日の津波の様子のビデオや,八月に派遣されたときの町の様子の写真などを使って,釜石市の様子や避難の時の様子などお話ししました。「釜石の奇跡」と呼ばれている子どもたちの避難についても話してくれました。星先生は,釜石東中学校で,泥に埋まった子どもたちに関する書類を,新たに作り直す仕事と,子どもたちの勉強を見る仕事をしてきたそうです。
釜石の子どもたちは,普段の避難訓練等のおかげで,奇跡的に助かりました。しかし,親を亡くした子どもたちがたくさんいるそうです。給食費との無料化,中学校卒業までの学費免除等まだまだお金がいることがたくさんあるそうです。東海市では,少しでも助けになるようにと,さらに募金活動を行う予定です。ぜひご協力ください。
東海地方も30年以内には86%の確率で巨大地震が起こると想定されています。常に備えたい物です。


 星先生が全校児童に話してくれました

 釜石の地元の方が撮った津波の映像です

 世界最大級の防潮堤を簡単に乗り越えてきたそうです

 今なお放置されっぱなしの漁船です